戸塚ヨットスクール事件からの教訓・・・
去る今週の月曜に、愛知県にあるヨット訓練と情緒不安定や非行、引き籠り、家庭内暴力登校拒否等を起こす問題児の矯正をも兼ねた施設である「戸塚ヨットスクール」で、19歳の女性生徒が自殺した事件があった。約25年前の1983年に、戸塚宏校長以下の過剰とも言えるスパルタ教育によって、3人の犠牲者を出し、後に戸塚氏が逮捕されたトラブルがあった。このため、社会問題で「スパルタ教育」が問題視され、分かる人は殆どいないだろうが、過去にフジテレビ系列で放映されていた「オレたちひょうきん族」で、戸塚ヨットスクールを「小塚テレビスクール」と言う形で、パロディー化されてしまった程、私の記憶に残っている。また、母親や親戚の叔父から叱られた時「あんた、タルイ事や変な事を起こすと、戸塚ヨットスクールへやるぞ
!。」と言われたこともあった。
この様な悲劇から四半世紀が経った今でも、その舞台であった学校が未だに残っている事自体、不思議でたまらない。「3名もの尊い命が失われた忌まわしい場所なのに、本当は戸塚氏は命を償うべきで、賠償金を支払って謝罪した上で、責任を取って学校を閉鎖するのが本当だ。」と、私は思っている。学校が残っているのは、それだけスパルタ教育が問題行動を起こす人達や甘えに浸りきった現代人にとっては絶対的に必要で、その問題を持っていて悩み果てている親御さんや社会が沢山いるし、それだけ日本の情緒障害や問題行動を抱えている人達に対する教育がまだまだ貧困だからだろう。だから、戸塚宏氏と戸塚ヨットスクールを支持ないし支援している人も多いのだと、私には感じる。
私が思うには「スパルタ教育」は長い人生において必要不可欠で、自分自身を厳しい社会環境や自然環境を生き抜くための鍛錬の最良の手段と思っている。しかし、戸塚氏が二度も死者を出した事件を起こして、何の反省も見せずに笑っている様子を見ると「戸塚氏の大学時代の栄光が御破算となり、彼の人生経験から来る教育理念の良き所がマイナスなってしまい、嗚呼哀れだな。情けねえ。」や「これでは、間違ったスパルタ教育を強要するだけのペテン師であり、問題児を抱えた親御さんを食い物にした悪徳商売人め!。早く世の中から消えてしまえ!。」と思ってしまった。戸塚氏の激しい思い込みと「一方的かつ高圧的な上から目線」が理念を狂わせるだけでなく、独り善がりになってしまって、人の命を奪った悲劇を生み、スパルタ教育のイメージを汚してしまったと感じている。
この様な事から一般世間から「せんせい!」と言われている、学校教師や博士等と行った教職者、福祉関係職員、代議士、医師や医療従事者だけでなく、医療補助行為者でもある我々鍼灸マッサージ師や柔道整復師等は、色々な気配りや空気を読む力、「上から目線」や「強者の論理一辺倒」、「名誉欲」だけでなく、独り善がりにならずに相手の意思を聞いたり尊重したりする心を持って行かないと駄目な事が分かった。ボランティアを行っている方々でも・・。それだけではなく、一般社会人でも学生、老若男女問わず・・。
私自身も、その様な心がけを怠ってしまう事があるので日常茶飯事気を付けなければならない。それだけ、患者さんや学校の生徒さん、一般庶民、子供やお年寄り、障害者等と言ったいわゆる「社会的弱者」の方々は、強者や教職者達の心を我々が見えない所で、細かくしっかりと読み取っているのだから・・。私は過去に会社勤めをしていた時に、組合の青年部の講演に参加した事が何度もあった。その時に聞いた「イワシの一匹は弱いが、それが何匹も集まって行けば、強いクジラをもやっつける事が出来る。」言葉が強く脳裏に残っている。その明示を一生忘れずに心掛けます。




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