2018年12月31日 (月)

さようなら、2018年。そして、平成も・・・・。

 平成30年、いや、平成最後の大晦日が終了するまで、あと数時間ですね。
 その年も、あっという間と言う感じでした。
 私にとってのこの年と言うものは、単に「速い」や「短い」では済まされませんでした。

 私たち鍼師・灸師・あんまマッサージ師にとっては、厳しい年でした。
 何故なら、鍼灸マッサージ関連の健康保険を使った治療の方式が、償還払い制度から受療委任払い制度に代わり、患者様にとってみれば療養費等の請求が簡素化された代わりに、受療委任払い制度の指定を受けた治療院(施術提供者)の権限が強くなり、健康保険の不正な使われ方に対して抑制される分、健康保険を使った鍼・灸・マッサージの施術の件数が厳しくなるからです。
 その他、無資格者や過剰な施術所同士での過当競争による、様々な不正抑制を目的とした広告ルールの設定、鍼灸師の機能訓練指導員として追加されたり、鍼灸や漢方の分野がWHOに本格認定される等、古来からの鍼灸治療の発展に繋がる事項も多数見受けられました。
 同時に、鍼師・灸師・あんまマッサージ指圧師達は、業界の発展と国際的な認知度の向上、社会的な位置付けの向上と共に、更なる知識や技術、経験の習得と獲得、競争力が激しくなって行くのは必至なのです。
 あとは、自分たちがそれぞれになっている、感性と社会性を身に付けて行かないと駄目だと感じております。

 世間の方に目を向けると、今年は大災害に始まり大災害に終わったかの様にも感じました。年始めは豪雪、年の中頃から後半にかけては地震や大豪雨と、天変地異に悩まされました。
 国内外では、北朝鮮と韓国との雪解け、米中及び日韓関係の緊迫悪化、サウジアラビアジャーナリストの殺害、フランスでの反政府デモ、カルロス=ゴーン元日産社長の逮捕等々、戦後長きに亘って築き上げられた体制に変化が立て続けに起こった一年でもありました。
 
 私自身としては、出張専業の鍼灸マッサージ治療院として開業したものの、施術室を構えて本格稼働して行くまでの道半ばの勉強に励まないといけません。その間、様々なイベントでのボランティアを通してPRもしましたが・・・。
 
 私にとっての一年間は、激動のものでした。
 四十代も折り返し地点を過ぎ、いよいよ五十代へ・・・。
 いくら心が若々しくて健康でいても、身体面及び生理面ではそういう訳には行かない。
 とにかく、無茶をせず、徐々に整理整頓して焦らず確実に頑張って行くしかありません。
 
 本年も色々とありがとうございました。
 来年もどうぞ宜しくお願い致します。
 それでは皆さん、良きお年をお迎えください!

 

2018年12月21日 (金)

米軍辺野古基地建設強行について思う事・・・

 第二次安倍政権になってから、日本の防衛力強化が本格化された。
 秘密保護法制や安保法制の制定に始まり、米国との貿易問題の軋轢解消としての軍事関連の大量購入、秋田県と山口県へのイージスアショア設置云々、護衛艦いずもの空母化、防衛費の大幅な増加、中国IT企業のファーウェイ製の機器の使用停止等々、暇が無い・・・・。

 そんな中、橋本政権時代から続いた、在沖縄米軍基地の一つである普天間基地から辺野古への移転問題に終止符を打とうとする形で、辺野古沖への土砂埋め立てが、沖縄県内外ばかりか国際的な厳しい批判の中で強行的に行われた。
 更に、多くの日本本土の国民が沖縄米軍基地問題に対する関心の希薄な中で、大きなニュースが飛び込み、沖縄県に友人や知人がいる私にとっては驚きの瞬間であった。

 それは、カリスマ人気女性タレントのローラさんが「みんなで沖縄をまもろう!たくさんの人のサインが必要なんだ」と、Instagramによる辺野古基地建設の停止を呼びかけるための署名活動を起こした事であった。
 彼女がそれを始めた直後から、破竹の勢いで署名が集まり、僅かな間に10万部を超える程の規模だった。
 殆どの日本人の若年層(特に10~30代)の方は、戦争経験は勿論、バブル経済などで元気で且つ平和であった頃の日本を生肌で知らない方々が多い世代で、その上政治に対する関心も薄く、現在の安倍政権に対する支持も改憲志向も高い。
 そんな環境下で、ローラさんの署名に老若男女問わずに集まったのだから、沖縄の米軍基地建設や自然環境保護問題に対する興味や関心の高さがあった事には、非常に驚きであった。しかも、芸能人やスポーツ等に関わっている人達は勿論、多くの一般住民の有権者が日常生活に於いて政治問題の討論や話をする事には「タブー扱い」とされている中で・・・。

 私が思うには、米軍辺野古基地の建設には正直言って納得いく訳が出来る筈がない。

 
その理由は、単に「沖縄県民や多くの国民の反対を押し退けてまでの建設強行は良くない。」「中国や北朝鮮の軍拡や海洋進出に対抗しなければいけない気持ちは分かるが、そうだからと言って軍事力や国家主義思想で以てして対抗してしまうのは、却って周辺アジア諸国に激しい緊張をもたらし、平和を壊してしまう。」、「沖縄の美しい海と山が汚される事によって、生態系が破壊されてしまう。」ではない。
 元々建設予定地である辺野古周辺の地盤は脆弱性が高く、南海及び沖縄トラフ等で発生した地震による津波や台風等による高波や荒天等で折角建設した基地ばかりか、自衛隊は勿論、米軍の各種軍事機器や軍隊が甚大な形で損害を受けてしまう。それによって、米国にとっては「日本の予算で建設整備されたから、タダで良いから大丈夫。」とは言え、対中国及びアジア太平洋地域に関する軍事防衛戦略や日米両国間の緊密な信頼関係に対してまで大きな支障を来してしまうからだ。
 当然、現地住民のみならず日本本土や世界中の国民から、基地建設の反対運動が高くなるし、いくら日本が米軍に奉仕して軍事インフラ建設に負担したとしても、米国政府から軍事インフラと軍事用品の損害賠償請求を受けてしまう恐れは確実で、日本の財政や国民生活に多大な悪影響を及ぼしてしまうのは必至だ。

 以上の様な状況になってしまえば、沖縄本島ばかりか北は屋久島近郊の馬毛島から南は八重山諸島の与那国島にまで至る地域での対中国防衛拠点の軍事インフラの建設や整備に多大な支障を来してしまう。
 最悪の場合は日米両政府の東アジア地域における軍事防衛戦略の全体的な見直し、更にはそれに味を占めた中国、更にはロシアまでもが本格的なアジア太平洋地域への軍事力拡大を行うと言う、最悪の事態だって想定できる。
 元々、これらの地域は沖縄本島の米軍基地建設問題の陰に隠れてしまっていたり、特に尖閣諸島や台湾に近い先島諸島地域が沖縄本島とは違い、対中防御を目的とした軍事整備に対して積極的に賛成している自治体が多いと言われているから尚更だろう。
 だから、この様な事態の発生や米軍辺野古基地の建設中止になってしまった場合、基地反対運動が更に高まるだけではなく、沖縄本島で現在起きている問題よりも大きくクローズアップされてしまう可能性も高い。

 辺野古基地の建設が行われなくても、「世界一危険な軍事基地」とされている普天間基地の永久化が為されたり、中国の本格的な太平洋地域への侵略を悪化させてしまい、東アジア周辺や太平洋全体に緊張をもたらせてしまい、周辺住民も激しい騒音等に悩まされて続けてしまう。
 
 また現在、護衛艦いずもの空母化が多くの大型護衛艦にまで及んで来てしまうのは時間の問題で、それが実行されている理由は、単なる国家防衛や反撃システムの強化だけではない。多くの海上や沿岸地域にある基地の被災や損壊をも見込んでいるからであろうと、私には想像出来る。

 更には、ここ最近になって小康状態となっている日露及び日中関係にもヒビが入り、只でさえ現在でも脆弱かつ不安定な状況なので、両国との更なる関係改善にも支障を来してしまう。
 だから、両国から「現在の安倍政権下による日米軍事同盟と日本の軍事力の更なる強化は、周辺諸国に多大な脅威を与えてしまう。」との意見も出されてしまっている。
 この事によって、日本の東アジア地域における孤立化や米軍の最前線基地化、更には北方領土(南千島)へのロシア軍基地の建設増強とロシアによるこれらの領土の永久化、長期的な日米ブロックと中露ブロックとの激しい軍事的対立の激化と混迷化へと繋がってしまう。
 
 要は、ローラさんの辺野古基地建設反対の署名活動の結果如何によって、安倍政権のみならず、日本国内や周辺アジア諸国、米中露と言う「世界三大軍事大国」の政治や軍事外交防衛関係に影響を与え、日本国民が抱いている内外の政治に関する関心度の向上に繋がれたら良いなと感じている・・・。
 

2018年8月26日 (日)

障害者雇用率の水増し問題について思う事・・・・

 酷暑と豪雨や台風に悩まされ、そして高校野球では大阪桐蔭高校の優勝や秋田金足農業高校の大健闘による準優勝で感動のドラマが次々と生まれた八月も終わりに近づくこの頃、大きなニュースが飛び込んだ。

 それは「障害者雇用率の水増し問題」で、障害を持っている方々やその親御さんや関係者にとっては、杉田女史による「LGBTは生産性が無い。」との性的少数者や社会的弱者に対する偏見や差別を持っている、優生主義者の暴言にも匹敵、いやそれを超えてしまう死活問題なのである。
 その内容とは、実際の現実社会では全体的には障害者の雇用率が全般的に低く、殆どが軽度や境界線の障害を持った方々の就労を基準とした形での雇用率で計算しているケースが多い。
 就労状況については、多くの方々が法律で定められた最低賃金よりも低い。そのため、自己表現力や手段と障害者差別、古くからの因習で「人の言う事を素直に聞く事が良い子の条件。」との縦社会の影響、目に見える障害者が優先されてしまって、広汎性発達障害と言う見え難い障害を持っている方々が見逃されてしまう形で、厳しい状況下に置かれている。
 そのために、叱責や過労、対人関係のトラブルに悩まされてしまうケースが多い。

 更に、忌まわしい事実として、障害者雇用促進助成金を悪用する経営者が多々いるだけではない。障害者を対象としたA型事業所(昔で言う福祉工場)の倒産が相次ぎ、そちらを解雇された方々が次の行く先も無く、路頭に彷徨っている事実もある。
 福祉関連の補助予算削減や過剰な自己責任主義や生活保護に対する抑制と言う、社会的弱者や少数者にとっては厳しい現状の最中で。

 上記の様に、今の日本の障害者雇用に関する状況は見ていられない状況だ。
 
 この様な状況ではいけないとの事で、野党は国会審議閉鎖中の特別措置として、臨時でこの問題解決をする形で審議を行う事を提案した。
 しかし、自分自身の政策や各省庁絡みの官僚や財界の失敗に対する責任問題や国際的に人権問題で厳しい批判を受ける事を恐れてか、与党は上記の開催に対して消極的な態度を取り続けている。

 私的感情だけでなく、障害者本人やその親御さん、関係者、支援者にとっては、以上な状況が続いてしまうと、怒りと情けなさと苦悩と悲しみの感情が益々酷くなってしまい、たまったものでは無くなってしまうだけだ。

 この様な状況を解決して行くためには、単に「障害者の雇用率を高めて行きましょう。」や「障害者に対する差別や偏見を無くして行きましょう。」、「社会で頑張って、多くの感動を与えている障害者を応援し、PRして行きましょう。」だけのレベルでは、不十分だと思っている。
 私案ではありますが、専門家や親御さんも第一だが、障害を持った当事者本人の意見を第一にし、地道でかつ泥臭い形で多くの触れ合いをして行く事や、優生主義や過剰な効率主義が招いた差別や偏見、区別と言った構造問題の解決を優先的に行わないといけないと感じて止まないのだ・・・・。

 


 

2018年8月 2日 (木)

八月になって・・・

 八月に入って、もう二日目が経ちました。
 半ば近くに入ると立秋や土用波の時期にはなりますが、それを気付かせない様な格好の如 く、まだまだ灼熱の暑い日々が続きますね
 室外は災害と思える程の高温。室内は冷房がガンガン効いていて、かなりヒンヤリとしています。
 だから、皆様も室内と室外との温度差に気を付けて下さい。
 自律神経や水分、体温だけではなく、血液や血管の質や流れに関する、自己調整や観察が必要不可欠です。

 睡眠や血圧のバランス、血管の拡縮に悪影響を及ぼします。

(そのためには・・・)
・特に室外での過重負荷が激しいスポーツや仕事を控えて下さい。
・どうしてもの場合は、開始前では軽めの準備体操(動きの入ったストレッチ)を行い、終了  後はストレッチを行って下さい。
・休憩をしっかりと行ってください。
・急でかつ突飛な形でのスポーツや肉体労働の休止や中止は、低血圧による眩暈等を引き起こしてしまう場合があります。それらを休止ないし中止する場合は、ゆっくりとした流れで上記の様な動作を休止して下さい。
・どうしても酷くなってしまった場合は、涼しい所(特に室内。そうでなければ日陰。)で、冷気を養う形で休んで下さい。
・水分はこまめに取る事は重要ですが、なるべくなら常温もしくは温かいのものがお勧めです。どうしても冷たいものが飲みたいのであれば、最初の1~2回程度にして下さい。室内外相互間の気温差に注意するために・・・。
・水分の味付けについては、薄めの塩味でかつ多少の酸味(レモンや梅干し等)をお勧めします。それについては個人差がありますので、自分自身の健康状況を勘案しながら調整して下さい。

2018年5月 2日 (水)

ここ最近、気を付けなければならない事

 私は小さい頃からの習い性がある。

 それは「好き嫌いが激しい」と「後片付けがあまり得意ではない」と言う事である。

 特に、ここ最近では「ものがどこか行った。訳分かんねえ。」になりやすい年頃へと近付いてしまった。

 だから、後始末や整理整頓を確りとしなければならない。

 このような事から
       「今の面倒臭いは、後が楽。今の楽は、後が面倒臭い。」
との意識を持ち続ける事が重要だ。

 些細な事かも知れないし、簡単な事かも知れない。

 だからと言って、その様な事を侮ったりしてはいけない。

 このような事を、根気よく継続して行かなければならない。

 当たり前の事だが、上記の様な事が非常に重要不可欠だ。

2018年2月10日 (土)

2018年北陸大豪雪

 2018年の元旦は雪の白さも全く無く、「どうせここ最近は、雪も少ない。だからいつもの様に雪の少ない暖かい冬になるに決まっている。」と思っていた。

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Dsc_0004  元旦朝の尾山神社。いつもの様に初詣客で賑わっていたが、激しい混雑は無くて良かったが・・・。曇天とは言え、青空が少しばかりか見える。
 正月が過ぎてしばらくすると雪が降って、北陸の冬らしい天候となった。
 ようやく除雪機が活躍し始めた途端に、それの発動機のセルのロープが切れてしまった事で使えなくなり、ホームセンターへと修理となってしまい、暖かい冬が急変するかの如く、非常に寒くなった。

26231961_1434521623336425_496443806 金沢の冬の恒例行事である、金沢城址公園での出初式での放水。日本三大鳶である、加賀鳶の写真は無く、申し訳ございません。
 

 一月中旬の大雪は、40~50㎝程度と「やや多いかな?」との感じであった。しかし、その時には除雪機が修理に出されてしまったために、スコップとスノーダンプによる一日掛りの重労働となってしまった・・・。
 そんな中でも、出張による受診を待っている患者様もいたので、訪問施術に行かねばならない、患者様の健康と喜びの笑顔のために。
 以下の様な雪では車が動けないので、路線バスと徒歩での往診となった・・・。
 
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          雪の天徳院は非常に美しい・・・。

 一月中旬からは、今までの雪が降る今まで通りの北陸の冬らしい天候となり、却って落ち着きはした。その間、多少暖かい時期もあって、除雪作業をする必要もない晴天もあったが、「曇り時々雪」や「曇りのち雪」の天気予報が続く様になる。
 このため、津幡へのボランティア出張が積雪による道路事情の悪化による延期や鉄道や航空便の運航停止、石川テレビや北陸放送のテレビアンテナへの落雷による放映困難などと言ったトラブルも起こってしまった。
 こうして、多くなった雪や寒さに慣れて行った途端、福井県と石川県を中心とした北陸地方に大寒波が襲い、昭和56年の「56豪雪」以来の大豪雪となってしまった。その時の心境は「今年になってからは、日本各地で大雪に見舞われてしまっている。雪とは縁の薄い、関東や西日本の太平洋側や九州や瀬戸内地方でも・・。このまま行くと、世界全体が氷河期に入ってしまうのでは・・・。」であった。
 早速、除雪機も直ったばかりなので、フル活動する事が出来て良かった。
 しかし、それも束の間。
 セルのロープが切れてしまい、修理に出そうとホームセンターへと早速電話をした。しかし、ここの所の寒波で、除雪機の修理の問い合わせや予約も多く、相手方からの空き待ちとなってしまった。最悪、春まで待つしかない・・・。
 この様な状況下での除雪は、過酷であったし、只でさえ寒くて厳しい冬が、益々身に応えてしまった。
 下記の様な状況だったので、吹き溜まりに位置している私の家の周辺は、観測地点よりもかなり多く、1メートル近くの積雪があった。

Dsc_0044 家の駐車場の積雪が激し過ぎたため、車一台分を通す幅にした上でかつ舗装道路を見せて行く為の作業を完了するのに、約3日間を要した。Dsc_0049
 また、屋根雪も酷くて、いつ屋根雪が落ちるかそれとの屋根雪の重みのせいで、駐車場や家の屋根が押し潰されてしまうのではないかと思う程・・・。

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 隣の家の塀が見えなくなり、玄関の横のガラスが押し潰されてしまう程の凄さとなった、雪の壁。本当に恐ろしい・・・。

 
 この当時の福井県内では、主要幹線道路の国道8号線の福井市から小松市までの約50㌔の区間では、数千台もの自動車が立ち往生。それが解消するまでは2~3日を要した。また、金沢から福井県内の北陸本線が全日運休。そのため、北陸から名古屋や大阪方面へ行くのに、北陸新幹線と東海道新幹線とを東京経由で乗り継ぐ形となってしまった。これにより「北陸新幹線がどんな悪天候にも非常に強い。」との高い評価を得る事が出来た。
 スーパーやコンビニなどでは、物流が滞ってしまったため、食料品や雑誌も店舗の陳列から消えてしまった。
 主要道路が除雪されたとしても、排雪の山が道脇に溜まってしまったために道路の車線も減り、道路の渋滞やバス便の遅れが頻発。生活道路や脇道は、場所によっては未だに除雪作業が完了していない所も多々ある。
 2月10日現在では、除雪作業が進んでいる事から、以上の様な混乱も少しずつではあるが、解消されている。
 その一方では、急に暖かくなるため、降雨による水分量の増加に伴う表層雪崩や屋根雪の崩壊に伴う事故の恐怖も出て来てしまいました。
 この様な豪雪のため、往診業務も路線バスと徒歩によるものでしたが、1月中旬当時の状況よりも酷く、バスの迂回運転もあった。このため、多くの利用客が困惑・・・。
 ようやく、2月10日付で私の車による往診とはなったが、道路状況も悪いため、ひょっとしたら公共交通機関の利用となってしまうかも知れません。
 その一方、ここ最近の観光客の増加によって、金沢の美しい雪景色を楽しむ姿を見かける事が多くなりました。Dsc_0048          雪と氷に覆われた、大手掘。

 このような事から、「雪は我々生活者や仕事に携わっている方々にとってみれば、非常に嫌なもの。しかし、観光客やスキーヤやスノーボーダー等のスノースポーツに携わっている方々に取って見れば嬉しくて楽しいもの。」なのでしょう。
 
 腰や膝を痛めてしまった自分自身としては、今年の豪雪は最悪。
 雪国に住んでいる我々にとって見れば、そこから生み出された恵みにも感謝しなければならないと思うと、また複雑だ・・・。

2018年1月24日 (水)

平昌オリンピック開催について思う事・・・

 ここ最近、テレビやラジオ等のマスコミは、相撲や芸能界等のスキャンダルや北朝鮮や韓国の問題ばかりが報道されている。
 そんな中での大きな話題が「平昌オリンピック開催」である。
 ここ近年のオリンピック開催と比べて、非常に特徴的なのが「南北朝鮮統一チームの結成」と「北朝鮮美女軍団の来韓」。そして「オリンピック期間中は米韓両軍による合同訓練の中止」と言う点である。

 昨年までは、北朝鮮による核開発やミサイル発射実験問題で、米朝両国の一即触発状態であったため、「参加予定国のボイコットが続発や深刻な観戦チケットの売れ残り等で、史上最悪最低のオリンピック大会になるのでは!」との懸念が強かった。
 しかし、今年に入ってからは、オリンピック開催に合わせる形で、日米韓と北朝鮮との間にはミサイルや核と拉致を巡って激しい対立(特に日米は圧力重視)を残したまま、オリンピック期間中の米韓両軍の合同訓練の中止と韓国の文大統領の意向による南北問題の対話と圧力戦略が功を奏し、事実上の休戦となった。こうして、南北朝鮮統一チーム結成へと至ったのである。
 安倍首相は「慰安婦問題に関する日韓合意を韓国が違反した。」との理由で、開会式の参加取り止めを決めた。しかし、自民党の親韓派及び公明党からの要請や同盟国のアメリカのペンス副大統領や他の同盟諸国の首脳が次々と参加するとの表明を決めた事から、最終的には彼も平昌オリンピックへの参加を表明せざるを得なくなってしまった。
 彼や日本会議を中心とした多くの自民党等の右派の人達は、ポツダム宣言や現日本国憲法を否定。「旧大日本帝国軍を中心とした当時の政財界による植民地支配当時の反人道行為は無かったし、当時の大東亜戦争を『日本の国土と名誉を守るための戦争』である。」と、主張している。
 同盟国のアメリカの立場に取って見れば「日本が第二次世界大戦以前の当時の朝鮮半島の女性に対する従軍慰安婦による反社会的行為を否定すると、韓国や中国のみならず、世界中から批判を浴びてしまう。こうなってしまえば、北朝鮮の悪行を勢い付かせてしまう。更には、日米韓の強固な軍事的同盟に隙間風を与えてしまう。いや、それどころか中国やロシアの影響拡大と言う忌まわしき事態を招いてしまう。」との警戒感があるのでしょう。
 だから、アメリカが日本の安倍政権に対して、厳しくかつ温かい諫言で以てして、平昌オリンピック開会式への参加と韓国の文大統領との直接対話を要求したのだと思われる。

 また韓国国内では、今回のオリンピック開催と南北統一チームの結成についての評判が非常に悪く、健闘していた文大統領の支持率が低下。保守勢力を中心に「このオリンピックは、平昌オリンピックではなく、平壌オリンピックだ。北朝鮮に対して気を使い過ぎだし、文と金のエゴでしかない。」「選手達の意向を無視してまで、政治利用されては困る!。」との標語による、反北朝鮮デモ運動が頻発。北朝鮮国旗と南北統一旗、金正恩の肖像画が焼かれる事態となり、韓国政府を悩ましている・・・。
 
 このような事から、今回のオリンピックは「南北に分断された朝鮮半島の国家間の友好融和」との目的での開催ではあるものの、「韓国と北朝鮮との本格的かつ現実的な融合の難しさ」や「東西冷戦時代の緊張が未だに続く、東アジア諸国間の共存共栄の試金石」と言う、厳しい条件下での開催であると感じている。

 私としては「未だに南北に分断されている、朝鮮半島国家の国民同士が平和的に仲良く融合してくれる事に関して嬉しい事には越したことは無い。しかし、政治の力だけでは限界もあるし、また上からの統一も困る。南北朝鮮の国民が草の根で、しかも土から芽吹く形で優しく力強く、そして仲良くして行く形での南北統一が望ましい。」と思って止まない・・・。
 

2018年1月 7日 (日)

出初式

新年あけましておめでとうございます
2018年の幕開けから、早くも一週間が経とうとしております。

遅ませながら、今年初の投稿となってしまいました。

仕事も始まり、天候も芳しくない中、厳しい環境や競争に打ち勝つためには、更なる質の向上と大らかさが欠かせません。

この様な状況下で、実家のそばの金沢城公園で出初式が行われ、表彰式と加賀鳶や放水の豪快なパフォーマンスが行われました。26231961_1434521623336425_496443806

金沢の安全を願い、防災に懸命に活躍してくれた消防団とそれに関わる方達への感謝と御礼が心身ともに伝わって来ました。

本年もどうぞよろしくお願い致します!

2017年12月30日 (土)

今年一年間を振り返る・・・

 2017年も今日で最後。
 主役は酉から戌へ・・・。正に「犬が鶏を獲りに行っているので、そこには居ぬ。」の状況なのだ。

 ここ最近、何故か年月が経ってゆく速度が益々早くなって行く気が感じて止まない。

 交通事故の自損で、右膝蓋靱帯の断裂による退院から早くも一年が経ち、この後遺症による右膝関節とその周辺筋肉の疼痛や関節可動域及び筋力の低下に悩まされながらの生活もかなり慣れた。今では、それと付き合って行かねばならない日常生活となったが・・。
 現在では、スポーツジムにも復帰し、友人との山陰旅行へ行ける様にもなった。
 このためか、仕事生活においては、自分自身の身体健康状態と向き合いながら、そこから学び取る事が多くなった。
 また、「量」よりも「質」。クライアントの方々に対しては「提供」よりも「受け取って聞く」と言う事を意識している。この様な事は、当たり前過ぎて恥ずかし過ぎるのだが・・・。第三者やクライアントの方々からやEBMに基づく常識的かつ平均標準的評価、自分自身の知識、実績云々以前に、長年の経験や慣れから来す驕りや油断から来してしまうからだ。
 
 あと、私自身が最も気にしている事は「こだわり」だ。
 これは、上手く行けば相手を喜ばせたり、自分自身の仕事や生活上での最大のセールスポイントとなる。その一方では、自分自身と相手方との駆け引き上の選択肢を狭めてトラブルの原因となり、仕事及び生活に大きな支障を来してしまう。
 ここの所をしっかりと意識して、柔軟に対処しなければならない。

 とにかく、私自身の一年間は「お金と量」よりも、「心と体、そして質」の重要性を強く意識したものだった。多くの人達との触れ合いは余り多くは無かったものの・・・。


(追伸)
 2017年の今年の漢字一文字は「北」ですよね。
 この理由は、北朝鮮によるミサイル発射の頻発や九州北部の大水害から来しているからです。
 あと、私が感じるには、対中国牽制のための安倍外交方針が「地球儀を俯瞰する外交」であった。しかし、事もあろうか、今年末になってからのそれが「中国主導のAIIB(アジア開発インフラ銀行)に対して積極的に協力する。」や、トランプ大統領が「イスラエルのアメリカ大使館をテルアビブからエルサレムへと移す。そしてそこの首都をエルサレムにすれば良い。」との言明があった事から、「日本の外交は中国に敗北してしまったのか?。」「トランプのイスラエルに関する言動が、世界中から理解を得られずアメリカは国際社会から孤立して、大敗北した。」と感じました。
 来年こそ、世界中が日本中が、地域社会が、そして私の日常生活が、上記の様に忌まわしくかつ悲しい意味での「北=きた」ではなく、「嬉しい事や楽しい事、幸せな事がきた!」「来た=きた」過疎と少子高齢化に悩む北近畿・北陸・東北・北海道の活性化のために輝き誇れると言う意味での「北」になって欲しいと願って止みません。

 

2017年10月24日 (火)

2017年秋の衆議院議員選挙を終えて思う事・・・

 安倍首相が「国難を突破しよう。」との一言で、第三次安倍内閣が発足してから約一か月が過ぎて間もない形で衆議院議員が解散された。

 自公与党や安倍支持層にとっては「北朝鮮対策に備えた危機管理強化のための解散」で、野党や反安倍支持層に取って見れば「森加計日報問題を隠して、北朝鮮対策軍備強化のために棚ぼたを得て調子に乗った解散」なのだ。

 今回の解散で大きな話題だったのが、当時の自由党・民進党・社民党・共産党の四大反安倍野党が結束して「野党共闘」を本格的に熟成している最中に、民進党の党首選が行われ、反共派で保守改憲色が濃い前原誠司氏が勝利して、小沢一郎氏が小池百合子東京都知事の知名度と作戦力を使う形で新たな政党である「希望の党」の設立に至ったのである。いわゆる「小池劇場」の始まりである。

 当初は、小沢の願望である「安倍政権そのものを、共産党の左翼勢力から小池百合子の右翼勢力を利用する形で挟み撃ちにして打倒して行こう。」との目的であった。
しかし、小沢の思いとは裏腹に、右翼志向が強い小池百合子が当時の民進党との状況とそっくりであった左右金石混合の状況であったた事に疑問を持つ様になって行く。
 事もあろうか、リベラル左派議員の陶片追放を行い、改憲保守純化戦略を執行した。その結果、左右関係なく「都知事との二足の草鞋を履くな!。この無責任女!」「左翼と右翼とをごっちゃにしてどうすんだい!。」「緑のタヌキを装った、最悪の悪女。この詐欺師!。」「安倍晋三以上の恐怖独裁政治屋!」「安倍と同類の軍国主義者。」、「小池は売国奴!」「衆議院議員選挙に立候補してもしなくても無責任!」等と言う形で、「政治家小池百合子」の評判は日に日に落ちて行く・・・。
 それと並行して行くうちに、希望の党や地域政党である「都民ファースト」から離脱したり、小池百合子党首を強烈に批判する党員が相次ぎ、両党の支持率は評判は勿論、存続さえも危なくなってしまった。小沢一郎は希望の党との合流をも諦めてしまった程である。もちろん、民進党や前原誠司の評判も地に墜ちたのだ。
 それに追い打ちを掛ける形で、安倍政権下で劣悪な政治スキャンダルが連発して評判を下げて行った自民党に対する信頼感の回帰現象が、小泉進次郎氏を媒体にした形で起こってしまった。
 更に希望の党を追い出されたリベラル左派議員を中心に枝野幸男氏を党首として結成された「立憲民主党」の結成である。これにより、日本におけるリベラル支持層や議員達の受け皿が古くから続いている共産党や社民党では庇い切れなかった分を補完して行く形で誕生した。
 政治や社会の右傾化が日に日に激しくなり、それが固定化してしまいつつあることに対して不安を持つ人達が集い、それに対する期待が大きくなりTwitterやFacebookを通した賛同の獲得数が日を追う毎に増え、今まで地味な存在であった枝野氏の評判も高くなり、支持率が上がって行く・・・。これにより、希望の党に変わって、立憲民主党が安倍自民党からの攻撃対象となってしまったのである。

 以上の様な経過を経て、10月22日(日)に衆議院議員選挙が行われた。結果は、自民党が圧勝し、希望の党が大惨敗。そして、設立されてから間もない立憲民主党が大躍進。
 これにより、自民党&公明党が衆議院の総議席数のうち、全体の3分の2を独占。そして、立憲民主党が野党第一党となり、反自民勢力の受け皿となった。
 希望の党の惨敗の多くが、新人や旧民進党の党員ばかりである事から、小池百合子が大惨敗の責任を負う形で本来であれば党首を辞任するのだが、最終的には党首の継続を決めた。このままで行くと、党そのものの社会的評判は悪くなってしまうだけではなく、党全体が改憲保守を基盤とした「集団的自衛権」の肯定と推進に舵を切るため、同党の穏健派や護憲リベラル派にとっては面白くないし、居づらくなってしまう。だから、彼等が小池党首に反旗を翻す形で、同党の大量離党が起こってしまうのは必至。
 一方の改憲保守派は、その多くが安倍晋三首相と殆ど似ている歴史認識を持つ、急進的なタカ派である。そのため、改憲や集団的自衛権や防衛強化に積極的な日本維新の会や自民党との本格的な連携し、与党入りする可能性も捨てきれない。行く行くは、改憲に消極的な公明党をすっ飛ばす勢いと流れで改憲論議が進んで行くと思われる。
 居場所を失う彼等は、穏健保守派達は恐らく旧民進党の無所属議員と手を組んで中道新党の結成に動くでしょうし、護憲派ないしリベラル派は立憲民主党への合流と言う形で、新たな居場所を求めて行くのでしょう。
 しかし、枝野はストイックな穏健リベラルである事や自分自身が設立した党の支持率が低下するのを恐れ、希望の党などと言った改憲保守派との合流や融合を嫌悪している。

 以上の様相から、改憲論議が積極的に始まり、同盟国のアメリカからは歓迎される一方で、近隣諸国である中国や韓国、敵対する北朝鮮、北方領土問題を抱えかつ米国に不満を持つロシアからは警戒されている。
 この様な事から、今まで培われてきた「平和国家ニッポン」の基盤が本格的に変質し始めたのだ・・・。
 その一方で、日本の政治イデオロギー構図が明快な形で分化され、この様な流れで民進党が事実上解党し、自民党を中心とした伝統的改憲保守・維新及び希望を中心とした新興改憲保守・立憲民主党を中心とした新興リベラル・社民党と共産党を中心とした伝統的護憲リベラルと言う四つの政治勢力となり、国民や有権者にとっては明確で解りやすい形となったのだ。

 最後に、私がこの解散と衆議院議員選挙の事について思うには、単に「改憲論議の本格的スタート」や「現行憲法の終焉の始まり」、「対北朝鮮と中国、そして対ロシア防衛強化」、「北朝鮮対策強化」、「森友&加計、日報スキャンダル問題の更なる追及の要望」だけではない。これとは同時に、「改憲派と護憲派とのつばぜり合い」「政治勢力における、更なる左右両極分化の進行」が本格的に始まり、それが更に加速して行き、新たな時代が始まったと、そう感じているのだ・・・。
 

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