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2010年11月30日 (火)

「発達障害がある当事者から語る」での講演発表を終えて・・・・

 おはようございます。

 今回のブログ更新が二か月振りとなり、多くの方々にご迷惑を掛けてしまいました。仕事や恥ずかしながらも激しい腰痛を起こしてしまい、療養に専念していたからです。

 さて本題に入りますが、去る11月28日(日)に白山市健康福祉部障害福祉課が主催する形で、白山市こどもと親を支える講演会「発達障害がある当事者から語る」が白山市民交流センターで行われました。

 私は、当事者としての講演者として発表させて頂く事になりました。話の内容は「就職と離職を繰り返してきた中での、今の思い」で、自分自身の学生時代から現在に至るまでの就業生活での苦楽を中心に、これからの夢や反省点について話しました。生まれて初めて本格的に大多数の人達の前で話をしたので、「何を話したらいいのか、ひょっとしたらひんしゅくを買ってしまうのでは?。」との不安と「自分自身は実社会に出ている発達障害当事者としての経験や体験を多くの人に伝え、正しく理解して分かってもらえる様に頑張らなきゃならない。」との期待で一杯でした。同時に発表をした私以外の2名が「自分の育ちと、今の子育てについて」と「仕事やプライベート等のよもやま話」と言うテーマで、それぞれ講演がなされました。

 それぞれの発育環境や日常生活状況、活躍の場所は違っていても「これからの発達障害者の生活改善や厳しい社会で頑張りながら楽しく生きて行こう。」や「不器用であってもアスペルガーを正しく理解し、仲良くなって欲しい。愛して欲しい。」との前向きな思いや目的意識は共通していたと感じています。私の最大の志は「一般社会で就業生活を送るからには、精一杯頑張り、健常者と同じ様にします。それと同時に発達障害の同じ視線に立って正しく理解し、深く愛して下さい。下手な枠にはめる事なく、変な形での特別扱いはしないで下さい・・・。」です。

 講演が終わってからは、講演をした当事者さんとその聴講参加者との意見交換が行われました。そこでは私を含めた当事者さんの体験談や親御さんの子育てに関する苦労話を話し合ったり聞く事で、大変貴重な御意見を頂く事が出来ました。また、これからの日本における発達障害に関する課題を当事者と親御さんと関係職員の方々と一緒に考えて学ぶ貴重な機会でもありました。

 私自身の夢としては「発達障害当事者とその親御さん及び関連職員、福祉関連の学校教師や生徒さんだけと言う枠を超えて、多くの一般の方々にも参加し、興味や関心が持てる様に出来たらいいな!。」と思っています。

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