• 2017_6

« 酔耀(すいよう)会への初参加 | トップページ | 木曾・名古屋ドライブ(その1) »

2011年5月26日 (木)

自分自身に対する鍛錬

 私は、高校を卒業して実社会に出てから二十年が経過した。途中で、上京して専門学校へ行って人生をやり直した時期もあったのだが・・・・。

 その間、自分自身は「高機能自閉症」や「アスペルガー障害」などと言ったいわゆる「発達障害」に対してばかりか、「自閉症」すら一般社会に広く認知されていなかったり、それらに対する福祉や教育環境も充分でなかった状況の中、幸いにも普通学級を卒業出来たので、何とか厳しい健常者の社会の中で生きて行こうと試行錯誤の連続でありました。          

 嫌な事に、人間関係のトラブルに巻き込まれたり、周囲からは「あんた、精神病院へ入院するかもしくは障害者の施設へ行けば・・・・。」等、言われ無き非難を浴びた事が度々あった。そのため「自分自身は、差別や誤解を受けながらも努力をし続けている『よいこ』。それを非難したり差別をする人、無視する人を『悪い人』や『悪魔』。」等と、第三者から見れば「被害妄想と逆恨みの持ち主だ!」等と言われても仕方がないと卑屈になってしまった事も・・・・。

 そのため、見かけや自分自身の興味があり得意な分野の知識を武器にして、何としても健常者に近づけるか肩を並べて行こうと我武者羅にやって来ました。

 そんな中、私は五年間の安定した公務員生活を捨て、思い切って鍼灸マッサージ師の道を進むため上京する事に決めたのです。

 当初は対人関係のつまづきや理系分野が全く苦手だった事による成績不振等で、専門学校を中退しようとさえ考えた事もありました。しかし、「公務員生活での失敗を繰り返してはいけない。精神的かつ経済的に親不孝をしてはいけない。」との危機意識等で、難局を乗り越え、ついには念願の国家資格を取得する事が出来たのです。それと同時に、十代後半から二十代前半までの苦しい生活からどうにか脱却する事が出来て浮かれたものの、社交性が同世代よりも五年以上も遅れてしまい、その問題解決が急務だと悟るようになりました。そのため、鍼灸マッサージ関連の知識の勉強と同時に、本来は高校卒業時期から初めて行かなければならない遊びや付き合いを通した大人の社会勉強も本格的に始めて行く・・・。

 大人の社会勉強の中で東京在住時代当時、特に楽しかったのは、スポーツクラブの仲間達と一緒にクラブや飲み屋で飲み遊ぶ事や知的障害者との交流ボランティアサークルでの活動でした。そこでは対人関係の上手な取り方や異業種交流、恋愛等色々と学ぶ事が出来、金沢に帰った今でもその当時の知人と連絡する事があります。それだけ、今までの学校や職場などでの集団生活で得られなかった事が存分に楽しめたのです。

 しかし、家庭の都合で私の生活の場が金沢に変わってから、東京で楽しかった事が全部失われてしまった事、今までの自己評価方法が極端だったりした事、被害妄想が強く他責的だった事が原因で、自己嫌悪や周囲とのトラブルも起こり、その影響が就業生活に響いてしまって、転職を繰り返す等で自分自身の将来に対する不安と恐怖が日に日に高まって行ったのです。

 こうして、発達障害に対する認識や医療福祉教育環境が整備されて行く中、自分自身に対する再評価をして行かなければならないと自覚し、発達障害関連書籍の購読やホームページやブログの閲覧、セミナーへの参加、カウンセリングのみならず、宗教関連や自己啓発関連の分野にも興味を広げて行きました。こうして、「自分自身が如何に社交性や一般社会常識に欠けているのか?。今まで、自分自身の恥と向き合ったり矯正して行く事の義務から逃げ続けてしまって後悔している。」と、自覚する事が出来て良かったです。

 更に今年の正月から、日常生活での行動や言動等、自分自身を見詰め直して行く為にメモ帳に日記帳を記す事にし、将来に役立てようと思っています。

 この様な状況で読んだ主な書籍として、「私たち、発達障害と生きてます(出会い、そして再生へ)」=ぶどう社。「松下幸之助『一日一話』(仕事の知恵・人生の知恵)」=PHP文庫。「デール・カーネギーに学ぶ。人生で成功する人、しない人」田中真澄著作=太陽企画出版。「僕にできないこと。僕にしかできないこと」春山満著作=幻冬舎。他多数・・・・。

 以上の書籍の中で特に印象的だったのは、「一日一話」と「僕にできないこと。僕にしかできないこと」です。前者は、松下電器産業(現パナソニック)の創業者である松下幸之助氏の功績と苦労から得られた教訓を題材が綴られ、社会人生活のバイブルとして毎日読んでいるからです。後者は、春山満さんは二十五歳に発症した筋ジストロフィーにより車椅子生活を一生余儀なくされながらも、それをばねにして、障害者と同じ視線に立った商品や器具、サービスを開発提供して行く為の企業を起こした方なのです。発達障害の一つであるアスペルガー障害(高機能自閉症)を抱えている私にとって、障害の分野は違っていたとしても厳しい社会で生きて行く為の勇気を与えてくれていると感じ、尊敬している方だからです。春山さんの講演があったら是非とも行きたい位だと思っています。

 もうそろそろ私も四十路に入り、厳しい実社会を本格的に支え、今までの人生経験を若き後輩に伝承して行かなければなりません。そのため、一層の自己鍛錬をして行かなければならないと思っています。精神的にも、身体的にも・・・。

 

« 酔耀(すいよう)会への初参加 | トップページ | 木曾・名古屋ドライブ(その1) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。マッサージ師のくまです。
マイミクさんからたまたま「まさ」さんのブログを紹介してもらったので読んでたら、たもっちさんがコメントされてたので懐かしくなりメッセしました。お元気そうで何よりです。これからも同業者としてお互い頑張りましょう(o^∀^o)

こんにちは。たもっちです。
仕事の方は頑張っています。クレームや要求も喜ばれている事も非常に多く、試行錯誤の毎日でもあります。
「まさ」さんのブログを閲覧したいのですが、そのURLが分かりません。是非教えて頂けないでしょうか?。
返事が遅くなり、申し訳ございませんでした。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/536730/51771780

この記事へのトラックバック一覧です: 自分自身に対する鍛錬:

« 酔耀(すいよう)会への初参加 | トップページ | 木曾・名古屋ドライブ(その1) »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

ウェブページ

リンク