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2016年11月 9日 (水)

2016年のアメリカ大統領選挙戦について思う事。

右膝靭帯断裂の手術と治療、リハビリによる入院生活の最中に、今年いやアメリカ史上最大ともされる大きなニュースが飛び込んで来た。それは「トランプ氏が大統領選挙の当選」であった。
この出来事は、構造的不況や激しい格差、中国やロシアの国力の伸展、EU諸国の大混乱、イスラムテロの脅威、不法移民の増加と犯罪の増加、オバマ政治への不信と不満、自国民以外への排他主義的な民族差別、中間層の没落等に喘ぐアメリカに止まらず、世界中に大きな衝撃となった。
この様な衝撃は、不法移民と犯罪やテロ、失業に喘ぐ環境下でのルペン女史の躍進に見られる欧州全体の極右化、反イスラム思想を持つ欧米の極右主義者への不満と憎悪を持つ中近東地区、経済で何時も敵視している中国、北朝鮮と対立している環境下にあり軍事外交的自立を常に求められており、核兵器保有の可能性も高い日本と韓国にとっては特に大きかったのでしょう。
この衝撃が、EUの崩壊と欧州内の撹乱、テロの頻発、東アジア諸国同士の戦争に繋がらない事をただ、祈るのみである。
トランプ氏が大統領選に立候補した時には、既に共和党から「強いアメリカの威信復活。テロの撲滅。オバマ政治の総括。」と言う共通項で、多くの人達が出馬しては次々と消えては行った。トランプ氏が大統領選の共和党最終立候補者として生き残れたのは、過激な民族主義と雇用の拡大、既得権益者にはない叩き上げの政治的素人特有の新鮮さ、強いアメリカへの復権、保護貿易による経済基盤の強化、軍事同盟諸国への補助金額の削減、財政再建、そしてマスメディアの積極的かつ有効的な活用、演説の上手さであった。当初は「ロシアとの関係修復に勤める、プーチンが好き。ブッシュやクリントンがISを産んだ。中国や北朝鮮と、ロシアから評価が高いので嬉しい。」との言動があったし、日本には関心が薄そうだから、不安だとの気持ちもあった。
一方の民主党の方は、「社会民主主義者の左翼」のサンダース氏と「元弁護士でクリントン元大統領の妻」のヒラリー=クリントン女史との一騎打ちでは有ったが、最終的には後者が同党の大統領候補者となった。前者の方は低所得者や若者層からの支持が高くて、「学費の補助金増額」と「貧困層の本格的な救済」を強く訴え、トランプ氏と同様に「異端者・キワ者」扱いされて、七十才過ぎの高齢者であっても新鮮さを感じていた。
一方のクリントン女史は、オバマ政治の継続と中国とロシアの抑止を主張。都会を中心とした幅広い層とトランプ氏の過激な思想に不満と危機感を持つ保守層からの支持を得ていた。それが故、民主党としては「反トランプ保守層の取り込みをしなければならないが、左派で人柄の良い人だけでのサンダースでは無理だ。トランプ氏が勝ってしまう。」との危機感があり、クリントン女史が最終的に大統領候補となってしまったのでしょうね。
その後、共和党からはトランプ氏が、民主党からはクリントン女史が各党の大統領候補となって、第45代米国大統領の座を獲得するための大戦争となった。
この選挙戦での流れを見ていると、国内外の政治や政策についての討論は有ったが、両者とも嫌われ者であったため、両者間でのスキャンダル追及や罵り合いが目立ち、世界中にアメリカの恥部を曝しただけで「差別主義者のトランプも守旧の既得権益主義者のヒラリーも嫌だ。どっちがマシか?」との不毛の消耗戦としか見えなくなってしまった。
最終的には、アウトサイダーのトランプ氏が新鮮さを売りにする形で大統領に当選したのであった。
この影響は、フランスでは人気の高いルペン女史の大統領就任の可能性も高くなってしまったと感じている。
トランプ氏の大統領の誕生を契機に、民族主義と言うものを健全化して行くための出発点となって欲しいと願って止まないと感じている。


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