• Dsc_0271
  • Dsc_0272
  • Dsc_0275
  • Dsc_0277
  • Dsc_0008
  • Dsc_0021
  • Dsc_0023
  • Dsc_0023_20200317232201
  • Dsc_0024
  • Dsc_0024_2

« 令和時代スタート! | トップページ | 外付けハードディスク修復での大騒動! »

2019年7月 6日 (土)

徴用工問題について思う事

 6月下旬に大阪市で行われたG20サミットは、安倍首相よりも米国のトランプ大統領と中国の習近平国家主席、そして北朝鮮の金正恩書記長、韓国の文大統領、そしてロシアのプーチン大統領がむしろ目立っていた感が強かった。
 何故なら、米中間のIT産業絡みの貿易戦争の休止(日本へのファーウェイ製品の使用解禁へと繋がる・・・)や南北朝鮮同志の平和ムードの前進、トランプ大統領が米国大統領としては史上初の北緯38度軍事境界線の越境、そして本来なら朝鮮半島の核問題絡みの会談に日本が入らなければならないのに、日本だけが除外される形での施行でその会談が行われてしまったのである・・・。

 その直後、日本は執拗に徴用工問題解決要求を仕掛けて来る韓国に対し、その破棄とセットと言う形で、半導体関連部品や素材の輸出停止と言う経済制裁処置を行った。

 前回も韓国からこの様な要求を受けたのだが、今回の様な処置を行わず、日韓両国の政権首脳同士のみの不毛な殴り合いだけに済んだ。私も含めてだが多くの国民は「日本は悪くない。鬱陶しい形での逆恨みをし続けている韓国が悪い。」と思った。

 しかし、今回の場合は貿易立国として成り立っている日韓両国の国内産業や国益、国民生活の死活問題に関わってしまうのだから、前回のケースと比べてみても非常に厄介だ。

 私が時々恐ろしく感じてしまう格好となってしまうのだが、それだけでは済まされない。最悪の場合は、日韓両国製品同士の不買運動や文化経済観光交流の停止、領空及び領海侵犯や食料自給率に関わる格好での漁業紛争、それから来たす本格的な国境紛争、日本がIWCを脱会した事で捕鯨をしている韓国による日本への厳しい批判(「韓国政府が反捕鯨団体である『グリーンピース』への後方支援する恐れがあり、そちらからの日本へのテロ攻撃を受けてしまうのでは⁉」と、感じてしまう程・・・。)、自由貿易の崩壊や日韓両国発の大恐慌、日米韓三カ国間の軍事関係の破綻とそれによる北朝鮮・中国・ロシアの軍事的脅威の増長、拿捕や撃沈、テロ攻撃、日韓両国の過激右翼の更なる地下化と怪物化等、精神や生死に関わってくるトラブル等々が起こるのではないかと思う程だ・・・。

 それに輪を掛ける形で、韓国からWTO等からの国際裁判の敗訴、相互間の様々な報復措置による経済損失、テロや撃沈、紛争や戦争等による人命や国土、IT関連への破壊、文化財や所得財産への破壊破損と略奪、一般国民の更なる貧困と飢餓も想定される。
 更には、拉致被害や領空領土領海侵犯で頭を痛めている方々やその支援者の多くは、安倍首相と同じ国家観や歴史認識を持っている保守強硬派や古典的保守主義思想派だ。
 外交面や拉致問題で中国やロシア、北朝鮮から押しやられた格好のため、安倍首相一派は現在、外交面では余り冴えていない。
 泣きっ面に蜂の状況で韓国からのWTOや国際人権委員会から敗訴を受けてしまったり、日本経済や国益が破綻したり治安が悪化してしまった場合も想定される。

 安倍首相を支持したり、彼と同じ歴史認識や国家観、外交軍事観を持っている人達が、彼に対して疑念と不満と不安を抱き、挙句の果てには「安倍や胤舜姑息で古くて過激な極右思想のやり方では、領土問題も拉致問題、米国からの軍事外交関係の完全自立は出来ない。国益も国家も守れない!。」との格好で、激しい安倍批判で以てしての彼からの離反も起こりうる恐れもある。

     更には、日本と朝鮮半島周辺を中心とした、東アジア地域での米国や中国、ロシアの軍事的及び経済的な介入と拡大を招き、世界中の火薬庫となりかねず、その地域の国民に多大な犠牲を伴ってしまいかねない。


 上記の対策絡みの危機管理強化や被害や損失補償等と言った経済的なものや、心理的かつ精神的な試算も事前に考えなければならないと思う。特に、日本人の多くが恐れ嫌う韓国・北朝鮮・中国・ロシアに対しては・・・。いや、それだけではなく、世界中の何所関係ない国々に於いても・・・。

 その事例として、「改憲タカ派だ!」や「改憲保守と言う割には、中国や南北朝鮮に媚っているでしょ!」等と言われている方々の一部の中からは「靖国神社にいるA級戦犯を分祀しよう。満州事変に関わっていた方々の慰霊を分祀しよう。そして、皇室も外国人VIPをも迎い入れる格好にして行こう!。」や「日本が今回の徴用工や従軍慰安婦、更には歴史問題絡み等による国際的な裁判で韓国から敗れてしまう。その対策や新たな形での戦略を最初から練り直して行かなければならない。日韓両国がお互いに痛まないか喧嘩両成敗と言う格好で。」との意見も出ている程・・・。

 上記の意見を私なりに考えてみると、「靖国神社や護国神社、満州事変から太平洋戦争の犠牲者の慰霊碑、更には幕末から戦前までの軍事及び産業の遺跡や遺産が、中国や韓国・北朝鮮や国内の反動勢力の過激なならず者からのテロや破壊略奪行為の標的にされている。だから、単に『国際的な批判を回避しよう』だけでは済まされない。奴等から守ろう!。」「そんな遺産が靖国神社の遊就館に保管されている。その中にはきっと、将来的には国宝にもなり得るものも含まれている。破壊略奪を受けてしまっては、過激で強硬な左右両勢力の地下化や怪物化がより酷くなってしまう恐れもある。」のだと思えて止まない・・・。

« 令和時代スタート! | トップページ | 外付けハードディスク修復での大騒動! »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 令和時代スタート! | トップページ | 外付けハードディスク修復での大騒動! »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

ウェブページ

リンク