更新が滞ってしまい、一か月以上の書き込みとなってしまいました。
私は中学生時代から「身体と知識や屁理屈だけは一人前になって来ているのに、心や社交性は余り成長していないなあ!。」 と、同級生や職場の先輩ないし上司からよく言われています。
アスペルガー障害を抱えている自分自身にとって、社交性の躓きは多少仕方が無いにしろ、その分を得意分野を中心とした知識でカバーして行く事で、厳しい社会の中で辛うじて生きて行く事が出来ました。そうして行く事で、自分自身の独自の方法で「厳しい社会を何としても行きぬかなければならない。普通の人達と同じ様な事をしたい。」と言う気持ちで社交性を身に付けて行く事が出来たのです。
しかし、その様な事が仇となってしまって「生意気だ。」や「屁理屈ばっかりで、何もかもが中途半端だ!。」、「イイコぶりっこするな!。」等と他人から思われてしまって、学校内や職場内のいじめの対象にされた事が非常に多かったのです。日本の場合は、周囲や集団との協調性を第一とし変わり者や異端者は除外されてしまうと言う「ムラ社会」であるので、尚更です。そのため、私は時々「欧米諸国は個人第一主義なので、個々の人権や個性を尊重している。だから、欧米諸国は障害者に対して優しいし、受け入れ態勢が整っているのだ。だから、日本社会は嫌だ。」と思う事さえ何度もありました。
この様な事から、私を含めた多くの発達障害者の方々は、他の人から見ると「あまり変わってないなあ。」や「あんまり成長していないなあ。」と見放されてしまう事が多いのだが、実は目に見えない形で成長しているのです。
私の希望としては、日本社会の中で多くの発達障害者の方々が、実社会の中で溶け混んで、明るい社会を築いて行けたらと思っています。
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